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電子部品はどうやって購入するのか・・・

  • 2つの購入方法
  • 電子部品を手に入れる方法は、「直接販売店に行って購入する方法」と「通信販売を利用して購入する方法」があります。
  • 直接販売店に行って購入する方法
  • 直接販売店に行って購入する場合、東京の秋葉原大阪の日本橋(にっぽんばし)の電気屋街に行くことになります。ところが、これら電気屋街の店の多くは「家電量販店」、「萌え系ショップ」、「コンピュータ・ショップ」、「飲食店」です。「電子部品販売店」は意外なほど少ないです。「行けばどうにかなる!」と軽い気持ちで行っても、何も買えません。店の場所と品ぞろえはネットで予め調べておきましょう。
    • 東京の秋葉原
    • 秋葉原で電子部品を扱っている有名店は「秋月電子通商」、「千石電商」、「マルツ」、「若松通商」です。少し前まで「aitendo」も秋葉原で営業していましたが、上野方面にに移転したようです(本社は引き続き秋葉原近辺にあるようですし、ネット販売は継続しているようです。)。
      東京ラジオデパート」、「秋葉原ラジオセンター」、「秋葉原電波会館」といった区域でも電子部品の購入ができます。こちらは電子部品販売の個人商店が密集したところです。各商店に得意分野があります。特殊な部品を買うときにはお世話になるかもしれません。私は今のところこれらの区域は利用していません。
    • 大阪の日本橋
    • 日本橋で電子部品を扱っている有名店は「シリコンハウス(共立電子)」、「デジット」、「千石電商 大阪日本橋店」です。この三店はいずれも堺筋日本橋四丁目交差点の近くにあります。「デジット」は「シリコンハウス」の三階に店舗を間借りしています。
    • 全国パーツショップリスト
    • 電波新聞社の「電子工作マガジン」のホームページにある「全国パーツショップリスト」から近所の「電子部品販売店」を調べて行く方法もあります(適当な検索エンジンで「電子工作マガジン 全国パーツショップリスト」と入れて、URLを探してください。)。店によっては専門性が高く特定の部品しか売っていないこともあります。事前に品揃えを十分に調べておく必要があります。また、この「全国パーツショップリスト」の更新が滞っているようです。新規にオープンした店や閉じた店の情報が反映されていない可能性もあります。注意してください。
  • 通信販売を利用して購入する方法
  • 現在、多くの電子部品販売店がインターネット上で通信販売を行っています。もちろん上記有名店の大半もそれぞれ独自の通信販売を行っています。インターネットだと検索するだけで欲しいものにたどり着けます。直接出向いて探すよりもずっと楽です。別途送料を要するのが欠点かもしれません。しかし、交通費よりも安いのではないでしょうか。
    通信販売の注意点として、注文したものの一部が入っていないことが、たまにあります。荷物が届いたらすぐにチェックしましょう。また、ネット上は怪しい店が多いです。信頼できる店から購入しましょう。
    • 初心者は直接購入でなく通信販売購入がよい!
    • 初心者が秋葉原や日本橋で直接部品購入するのは大変です。初心者には「お目当ての部品が店内のどこにあるのか分らない」、「店の販売ルールが理解できない」、「気おくれして店員さんに声をかけられない」などの困難が待ち構えています。結局、目当てのものをほとんど買えないまま、最短距離で「電子工作」が嫌いなってしまうでしょう。電子工作の世界に馴染むまでは、通信販売での購入を考えた方がよいです。(ぶっちゃけ、馴染んでからも通信販売で十分だと思いますよ。)
  • ギター本体の電気部品はわりと「千石電商」で見つかります
  • ギター本体のボリュームやトーンの可変抵抗には、ギター板の厚みゆえに普通より軸長が長いものを使います。これは一般の電気・電子部品販売店ではなかなか手に入りません。しかし「千石電商」では容易に手に入ります。さらにありがたいことに「千石電商」ではギターのブリッジなどのパーツ類も簡単に手に入ります。ギター本体のメンテナンスのときは、とりあえず「千石電商」を覗いてみましょう。
    エフェクターなどで使う普通の可変抵抗や他の電子部品については、「千石電商」以外の店の品揃えも良いです。他店のチェックもやりましょう。
 以上は、2023年12月8日現在の話です。将来的にどうなるかはわかりませんが・・・。
荻窪のおっちゃん
荻窪のおっちゃん

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