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荻窪のおっちゃんの

エフェクター関連書籍・文献紹介

コピー依頼は受けられません。ご理解くださいませ。m(_ _)m

トランジスタ技術 2024年4月号

出版社CQ出版社
出版日・発行日2024年(令和6年)4月1日発行
値段1170円+消費税
その他特集「理論 オーディオ回路設計入門&製作集」
 久々のオーディオ特集です。エフェクターの設計及び製作に活かせる記事もあります。
 「 自腹で名著を紹介」内で紹介した「Rock音!アナログ系ギター・エフェクタ製作集」の著者である 富澤 端夫氏が第3部の執筆を任されており、 エフェクター分野で役立ちそうなICの紹介記事を執筆しておられます。 具体的には、レベルメータIC「LM3914、3915」、インバータIC「TC4584BP」、 SSB変調IC「NJM1496D」、電子ボリュームIC「VC13700M」が取り上げられています。
 第2部の理論編で伝達関数を使ったアナログ回路の解説があります(西村 康氏による執筆)。このあたりは能動的に エフェクタ回路の設計を行う場合に不可欠な知識だと思います。 本サイトの 第二章 「交流回路の計算」 と関連が深いので、こちらも参照してみてください。
 

トランジスタ技術 2022年4月号

出版社CQ出版社
出版日・発行日2022年(令和4年)4月1日発行
値段818円+消費税
その他特集「電子回路と数学の世界観」
 トランジスタ技術は新年度時期に「フレッシャーズ」用に基礎技術の特集をやります。 2022年の4月号は「電子回路と数学の世界観」を特集しています。 工業数学をからめた「電気回路」解説です(ほとんど瀬川 毅氏による執筆)。
 「オームの法則」に始まり、複素数と交流回路の関係に話が進み、フーリエ変換、ラプラス変換、伝達関数に話が進みます。これらは 個別に語られることは多いのですが、この号のように「体系的にまとめて」語られることは少ないです。
 学生のときに何冊も本を読んで、頭の中で体系化して得た知識が一冊ですんでしまうので「いい時代になったなーァ」と感嘆してしまいます。同時に、「この号がもっと評判になれば良いのになーァ」とも感じてしまいます。
 それと、大事なことですが、この号に「エフェクター」関連の記事はありません。電気・電子回路の基礎知識として大事なことが記載されているので紹介しました。
 本サイトの 第二章 「交流回路の計算」と関連が深いので、こちらも参照してみてください。
 

新・エフェクターの全知識

著者安齋直宗
出版社株式会社リットーミュージック
出版日・発行日2013年(平成25年)9月20日発行
値段1900円+消費税
その他2023年には「新装版」の販売が開始されたようです
 私の手元には2013年発行の古い版しかないのですが、「新装版」が2023年に発行されたようです。長期にわたって出版されており人気の本といえそうです。
 エフェクターの原理から具体的な使用方法まで詳細な説明があります。PAやレコーディングのエンジニアが知っておくべき知識も載っていて勉強になります。なんと言っても著者が実践から得た知識を惜しげもなく授けてくれるところが素晴らしいです!それと新しい技術(プラグイン・エフェクターなど)も紹介されているのもありがたいですね。
 この本は製作本でないので「エフェクターの製作」に関する記載はないのですが、エフェクター使用者の視点で知識が得られます。
 これからも新技術も取り込みつつ改訂を重ねて欲しい一冊です!!!
 

Guitar Magazine 2015年7月号

出版社株式会社リットーミュージック
出版日・発行日2015年(平成27年)7月1日発行
値段907円+消費税
その他付録でCDが付いています。
 デジマートの「自作エフェクター・コンテスト」との連携企画で「自作エフェクター」の特集が組まれています。
 まず、プロ・ギタリストの自作エフェクターが紹介されています。「清水 ひろたか氏のラット」、「滝 善充氏のファズ」、「戸田 賢史氏のファズ」、「和嶋 慎治氏のショッカー(アッパー・オクターブ・ファズ)」、「山本 陽介氏のファズ」が本人のコメント付きで紹介されています。 これらのエフェクターの回路がどういうものなのか興味津々なのですが、回路図は載っていません…残念!どの自作エフェクターのデザインも武骨で既成品にない力強さを感じさせます。
 
 次に、一石ブースターの製作記事も載っています。私は実物を製作していませんが、電子回路図から推測するにとても個性的なものだと感じました。
 

Guitar Magazine 2024年11月号

すみません!この本の画像はありません。
出版社株式会社リットーミュージック
出版日・発行日2024年(令和6年)10月11日発行
値段1400円+消費税
その他付録で別冊楽譜が付いています。
 エフェクター「RAT」の特集が組まれています。 その中でも田中祐輔氏の「アレンジRAT」製作記事が素晴らしいです(私は作ってないですが 回路図を見るにとてもイイ感じのモノです。)。製作手順が丁寧に示されていたり、アレンジのポイントもきっちり説明されていたりして、初心者から上級者まで楽しめます。特に製作手順は並の入門書より要点が簡潔でわかりやすいです。
 
自腹で「名著」を紹介
 当サイトのページの一つで、こちらでもエフェクター関連書籍・文献を紹介しています。ただし、こちらはエフェクターの具体的な回路図が多数記載されていて、私の個人的思い入れが特に大きいものを紹介しています。
 

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