第一章 エフェクターの製作例
楽器用のエフェクター(effector、foot box)の製作例を載せています。
- ディストーションの製作
- トーン・コントローラなどを省略して制作の難易度を下げたディストーションです。
- 難易度★★
- 小型マイコンを使ったデジタル・エフェクターの製作
- 小型マイコン(Raspberry pi pico)を使ったデジタル・エフェクターです。
- 「ディレイ」、「リバーブ」、「コーラス」、「二声コーラス」、「四声コーラス」、「四声コーラス+ディレイ」、「フランジャー」、「オーバードライブ」、「オーバードライブ+ディレイ」「ディストーション」、「ディストーション+ディレイ」、「ファズ」、「オクターバ」、「ノイズ・ゲート」を内蔵しています。
- プログラムを書き換えて自分のエフェクターを作ることも可能です。書き換えにはArduino IDEを使います。
- 難易度★★★★★★
- ダイナミック・マイク用プリアンプの製作
- XLR型ダイナミック・マイクの信号レベルをラインレベルまで引き上げます。
- 出力を2chに分岐できます。
- ケースに直径22mmの孔をあけなければならず、加工が難しいです。
- 難易度★★★★
- ダイレクト・ボックスの製作
- パッシブ・タイプのギターやベースの「ハイ落ち(高音部の曇り)」を改善します。
- 出力を2chに分岐できます。
- PAや録音の際にあると便利です。
- 一般的なトランジスタしか使っていませんが、ダーリントン接続を採用することで入力抵抗を大きくしています。
- 難易度★
- C-MOSを使ったオーバー・ドライブの製作
- C-MOSインバータを使ったオーバー・ドライブです。
- 真空管に似た歪を作ります。
- C-MOSインバーターの脆弱性により製作難易度は高めです。
- 難易度★★★★★